【スペイン旅行記】Day4 セゴビアの水道橋へは朝からダッシュが必要だったぁ?

旅に失敗はつきものだが、今日も朝からやってしまう。

今日は朝から特急に乗って「セゴビア」に行き、水道橋を見に行く予定だった。とりあえず列車のチケットは事前に用意しているので、あとは時間に合わせて駅に行くだけだ。

目的の列車は泊まっていたホテル近くの「アトーチャ駅」ではなく、市街北側にある「チャマルティン駅」出発だったので、まずはチャマルティン駅までの移動が必要。というわけで、前日の夜にホテルのフロントのねぇちゃんに「チャマルティン駅までどのぐらいの時間がかかるか?」を聞いたところ「そうねぇ~、15分か20分ぐらいかしら」ということだった。

というわけで、多少の余裕を加味して、列車の出発時間40分ぐらい前にホテルを出発し、地下鉄に乗る。地下鉄は順調にチャマルティン駅に向かっているのだが、各駅に止まるので結構時間がかかる。そこで残りの駅数と現在の時間と目的の時間を見比べて考えてみたところ、どう考えても時間がギリギリのような気がしてきた。というか、すでに間に合うかどうか微妙なラインだ。

ここで、やっと我々の間違いに気づく。ホテルのフロントのねぇちゃんは、恐らく「アトーチャ駅から国鉄に乗っておよそ15分」というつもりだったようで、たしかにGoogle Mapの経路探索で調べると13分と出てくる。しかしながら我々が乗った地下鉄でチャマルティン駅まで行くと「35分」と出るぢゃないかっ! やばい!完全に余裕時間を使ってしまう。ということは間に合わないかも・・・。

時計とにらめっこし続けても、やはりどう考えてもギリギリだ。あとは、スペイン人気質で出発時間が余裕で遅れてくれることを祈るしか無い…。とか考えながら、地下鉄はなんとかギリギリでチャマルティン駅に到着。

地下鉄の駅から特急の駅のホームまではちょっと移動しなければならない。我々は地下鉄を降りたとたんにダッシュする。
運動神経バツグンの妻は超ダッシュ! しかしながら運動不足の自分は妻にすら離される始末。しかも途中2回ぐらい
吐きそうになる。

そんなこんなで、なんとか改札まで行くと、奇跡的に電車はまだ出発していないっ! ラッキーと思っていたが、係員に
もう出発するから、とりあえず一番近くのドアから乗れ!と言われて必死になって乗り込む。本当に我々が乗った途端に
ドアは閉まり列車は時間どおりに出発した。アブねぇ〜。

と、いうわけで、危うく乗り遅れそうになったのだが、なんとか無事乗車。

そんなスペイン国鉄の特急(renfe)のチケットは予め日本から予約しておいた。日本で予約して、クレジットカードで支払い、
そして、日本でプリントアウトしたら、もうそれが列車のチケットとなって超便利。チケット予約の仕方とかをココで
丁寧に解説するのが親切だとは思われるが、私の拙い(つたない)解説ではわかりにくいし、ネット上にはそれこそ丁寧に
解説してくれているサイトがわんさかあるので、ここでの解説は割愛。

ちなみに自分は
ここ( http://matatabi.ikuranet.com/09eu/details5006.html )あたりのページを参考にした。最終的に無事購入が完了すると、この画像のようなものが印刷でき、
これがそのまま列車のチケットになる。

マドリードの街を離れるとすぐにのどかな田園風景が見られる。普通ならここで「世界の車窓から」的な雰囲気でいい気分に
浸れるところなのだが、いかんせん我々は先程まで全力でダッシュをしていたため、息はあがり、何度か吐きそうにもなり、
車窓からの景色を楽しむどころではなかった。

そんなこんなで、マドリードからセゴビアまでは特急でおよそ30分ぐらい。結構すぐ着いてしまう。セゴビアの水道橋へは
「Segovia Av」駅で降りる。ここから水道橋まではバスで移動が必要。

「Segovia Av」駅は立派な駅なのだが、駅から一歩外にでると「えっ? 何でこんなど田舎に駅を作ったん?」
と思わず言ってしまいそうなぐらい周りに何も無く。駅の前にはただただロータリがあるだけ。店とかも一軒も無い。

多分特急の到着時間に合わせてバスが待機しているようで、ロータリーに一台のバスが止まっていたのでそれに乗ることに
(てか、それ以外方法が無い)

バスのチケットはドライバーから買う。水道橋までいくらなのか全然わからなかったが、2014年3月現在一人あたり1.03ユーロ
だった。

「Segovia Av」駅から水道橋まではバスで15分ぐらい。結構な距離だ。ちなみにこれは水道橋までのシャトルバスではなく、
どうやら路線バスのようで、途中で幾つものバス停に止まり、地元の人らしき人達が途中で結構降りる。

「ちゃんと降りる場所がわかるかしら?」という、海外でバスに乗ると必ず襲われる不安に、今回も襲われたが、ちゃんと
窓の外を見ていると突然立派な水道橋が見えてくるので心配は無用。しかも結構観光客も乗っているので、たくさんの人が
ぞろぞろ降りたらそこが水道橋。まあ、最近はiPhoneとかのGPS機能とオフラインのマップアプリが充実してきたので、
そんな心配に襲われる必要もなくなりつつあるが・・・。

ということで、バスを降りるとそこにはものすごい景色が広がる。バスはこの水道橋の前にあるロータリーに止まる。
帰りも同じ場所で待っていれば、来る時に乗ったのと同じようなバスが来るので乗れば良い。

ここに来る前にネットやガイド本で写真を何枚か見たが、やはり実際に見るとその姿に超感動なのだ。

西の方は緩やかな坂にしたがって橋がずっと続いている

一方、東側はすぐのところで橋は終わっている。

それにしても、ものすごい高さの水道橋なのだ。石造りで石が積んであるだけで特にコンクリートのような接着剤の
機能を果たすものは見られない。よくもまあ古(いにしえ)の人達はこれだけの高さまで正確に石を運んだものだなぁ〜と
感心する。しかも現在のような重機とか無い時代に。

素晴らしい造りな上に若干の遊び心も見られ、上の方に石像っぽいものが設置されていた。見る限り「マリア様」
のように見えるのだが、あまりの高さにはっきりとは分からないぐらいなのだ。

水道橋はこの図の黄土色の線の部分にあって、駅からのバスは橋の端の方(ダジャレぢゃなく)に止まる。

橋の東(水道橋が終わっている方)に展望台らしき場所があって登れるようだったので登ってみることに。

下から見る水道橋の姿もすごかったが、上から見る姿も言葉で表現出来ないぐらい圧巻。

石を積んだだけでよくここまで規則正しく正確な構造物が作れるもんだと感心する。しかもこの高さまで
しっかりと作られている。

展望台からはこんな近くで見ることができる。上の方だからと言って手を抜いた感じは全然無い。

こうやってこの水道橋を見ていると、一つの疑問が湧いてくる。
「はて?この水道橋の反対側の終端はどうなっているんだろう?」

というわけで、この橋沿いに歩いて行き、水道橋の終端を見に行くことに・・・。

水道橋沿いには道があって、緩やかな坂を上る状態になる。ちなみにこの道も石畳で雰囲気も抜群。しかしながら
こんな石畳でランニングでもした時には石と石の間に足を取られて速攻捻挫しそうな感じだ。

というわけで、水道橋の終端に到着。正直な感想は・・・

意外と地味

まあ、水道橋は飾りではなく、生活に必要なものとして作られているので仕方ないよね。

終端には溝のような穴があったので覗いてみることに・・・

穴から覗くとこんな感じ。「う、うん。これまた微妙だね」とリアクションに困ってしまう感じだった。

穴から見ると微妙だが、水道橋の上から見ると先ほどの穴から続いた溝がこんな感じでず〜っと続く。
昔はここに水を流していたのだ。そう、水道橋はこの溝が重要で、この溝を通す為にあれだけ立派な水道橋に
なっているのだ。

水道橋、水道橋と言っているが、これがどんな目的で作られたか?というと、この図の左上の「高」と書いてある部分が
現在我々がいる水道橋の終端。この辺は土地が若干高くなっている。そして図の中央部分の「低」と書いてある部分は、
ちょうど駅からのバスが止まったロータリー付近。この場所は地形上若干土地が低くなっている。そして図の右下の
「高」と書いてある部分は先程展望台があった付近。

図の左上の土地から水を右下の場所へ引きたいのだが、途中に低くなった場所があるため、うまく水が引けない。
ということで、高い場所同士をつなぐための水が通るためだけの「橋」を造り水を引いたのだ。現代では「ポンプ」
というものがあるので、こんな大掛かりな建造物を作らなくてもよくなったが、当時は生活で最も重要な水を
確保するためにこれだけ大変な思いをしたと考えると、当時の人たちに頭が下がる思いだ。

さて、水道橋を一通り鑑賞した我々は、水道橋付近も少しブラブラしてみることに。

しかし、今日は朝から何も食べずにホテルを出発し、しかも思いもかけずマドリードでダッシュをする羽目となり、
この時間まで何も口にしておらずお腹はペコペコ。というわけで、まずは腹ごしらえにお店を探す。

通りを歩いていると「Granier」という一軒のパン屋というかカフェがあったので寄ってみることに。

中に入ってみると美味そうなパンが並んでいる。これは選ぶのに苦労しそうだ。ここの店は美味いのか?たくさんの人が
買いに来ており、地元の人っぽい人も多かった。店の中で食べる人はそれほど多くなく、みんなテイクアウトで買っていく
模様。オフィスで朝食もしくは昼食で食べるために買っていくといった感じだった。

というわけで今思えば「何でこんな普通なサンドイッチにしたんだろう?」と思うようなサンドイッチと、南米でよく
売られているような「エンパナーダ」的パイを購入。

サンドイッチの方は間違いない美味さなのだが、お腹が空いてきたこともあってすごく美味く感じる。確かにパンとかは
安定した美味さだった。そして、パイの方は生地がサクサクで美味い。

さて、お腹を満たした我々は、水道橋から伸びる通りをさらに奥へ歩いて行き、「アルカサル」へ行く。

「アルカサル」とは「城」のこと。いかにも外観は「ヨーロッパの城」と言った感じ。それもそのはず、この城は
ディズニーの「白雪姫」のモデルとなった城だそうだ。

いくらだったか忘れてしまったが、入場料が地味に高く、入るのに躊躇した。しかし「ここまで来て入らないわけには
いかないっしょ!」ということで中に入る。

いきなり「ザ・ヨーロッパ」感あふれるものが目白押し。日本だったら写真とかで見るような西洋甲冑が実際に見れる。
しかも馬にまで着せる物なんて、今まで実物を見たことがない。

日本の鎧も着たらすごく大変そうだが、西洋の鎧なんかもっと大変そうだ。しかも、馬なんかこんな金属の物を
被せられて嫌がらなかったんだろうか?と不思議。

自分の持っていたガイド本には、このアルカサルの解説があまり乗っていなかったので詳しくは分からないのだが、
ここの主らしき人物の絵画なんかもど〜んと展示。

今までこのような「城」というものにあまり入ったことがなかったのだが、日本の城のように各階がほぼ一部屋で
広いのかと想像していたが、実際は小さめの部屋がたくさんある感じ。しかも各部屋は学校のように廊下で繋がっている
ような構造ではなく、各部屋同士が直接繋がっているような構造。したがって、一番奥の部屋に行く時には全ての部屋を
通らなくちゃならないんぢゃね?という感じ。まあ、実際はいろんな通路があるのかもしれないが・・・。

日本の絵画も美しいが、やはり西洋は絵画が素晴らしい。そんないかにもヨーロッパらしい絵画はいろんな部屋にいっぱい飾られていた。
しかも「これ触れちゃうんぢゃね?」ってぐらいな展示のしかたで若干「大丈夫?」と心配になる。
もちろん触っちゃダメです。

あと、意外だったのは、どの部屋も同じテイストの部屋なのかと思いきや、各部屋ごとに結構テイストが違う。
先ほどの部屋のように絵画がたくさん飾られている部屋もあれば、こんな感じで天井がすごく立派な部屋なんかもある。

印象的だったのは、 こんな感じでたくさんのステンドグラスが飾られている部屋。ステンドグラスのせいで部屋が
若干暗くはなってしまっているものの、それでもステンドグラス自体はとても美しい。

城の中から外を見ると、こんな感じでのどかな風景が広がる。こちらの方角は水道橋とちょうど反対側の方角になるので、
さらにのどかな感じなのかもしれない。

礼拝の部屋と思われる部屋もあって、中には立派な祭壇がある。「さすがキリスト教の国!」とも思ったが、日本だって
各家庭に仏壇があったりすることを考えれば、規模は違うものの同じような考えなのかもしれない。

こちらは武器庫。大砲や鉄砲、そして甲冑なんかが格納されていたと思われる部屋で、こちらは主に男性観光客が
興味津々で見ている姿が印象的だった。

アルカサルは入場料が若干高く、自分は「え〜!そんな高いお金払ってまで見る必要ある〜?」と、かなりネガティブで、
妻がノリノリだったので仕方なく入ったのだが、実際見てみると「あ〜、これはお金払ってでも見るべきだね」と思って
しまうぐらい満足の行く場所だった。多少お金に余裕がある方にはオススメだ。

というわけで、アルカサルを観光した我々は、水道橋からアルカサルに行く途中にあった立派な聖堂「カテドラル」を
見に行くことに。アルカサルからは水道橋方向に戻る途中にある。

水道橋・アルカサルに負けないぐらいカテドラルは立派な建物。16世紀に着工して完成までに200年かかったそうだ。
それだけこのカテドラルに想いが強かったのか、単なるスペイン人気質なのかは不明。

とはいえ、ヨーロッパで典型的な造りのカテドラルだが、クリーム色の外壁はそれほど古めかしい感じもなく綺麗。

カテドラルの中はさすがに教会というだけあって、当たり前だとは思うがとても静かで外とはちょっと空気が違う。
そして、とても広い。

いろいろな絵画がたくさん飾られており、この写真はおそらくキリストの降架と思われる。ヨーロッパの
宗教絵画ではこのキリストの降架の場面はよく見られる。自分は直接見たことは無いのだが、ベルギーのアントワープに
ある大聖堂には、あのフランダースの犬に登場してくる「ネロ」がずっと見たいと思い続けていた、ルーベンスの
作品があって、あれもキリストの降架だ。

自分はキリスト教徒ではないので、この場面がどうしてそこまで重要なのか?という点は良く分からないが、
それだけ意味のある場面なんだろうなぁ〜と思う。

最後の晩餐と思われる風景。詳細は忘れてしまったが、こちらはステンドグラスかタイル風になっていた。
先ほどのように絵画もあればこのようなステンドグラス風の物もある。

もちろん絵だけではなく、このような彫刻もある。おそらくマリア様なんだろうと思われる。

スペインに限らずヨーロッパの教会に共通することなのかもしれないが、天井がすごく高い。そのせいもあってか、
教会内はすごく広い空間のように感じる。もちろんデザイン重視だったんだろうが、音などが良く響くようにも
考えられているのかなぁ〜?と思う。だから、一歩中に入るとちょっと違う空気を感じるのかもしれない。

そして、もちろん祭壇も立派。ヨーロッパの人達のキリスト教に対する宗教観がよく分かる。あまり強い宗教意識が無いと
言われる日本でもそれなりに宗教施設というものはたくさんあるのだが、何となく力の入れようといった観点からは
負けているんぢゃないか?と感じる(勝ち負けの問題ではないと思うが・・・)

さて、時間もちょうど良い感じになって、それにしたがってお腹もちょうど空いてきたので、カテドラル前の広場に
何軒かあるレストランから適当な店をピックアップして、お昼ごはんにする。

これは白いんげん豆のスープ。正直「可もなく不可もなく」って感じ。決してマズイわけではないが・・・

妻はメニューをちゃんと読んでいなかったのかどうかわからないのだが「何故ここまできてこんな物を食べる?」と
思うようなパスタを注文してしまった。しかもこれが激マズ。彼女も正直チョイスに失敗したと言っていた。

しかも彼女はもう一品頼んだ物も完全にチョイスを失敗。ごくごく普通のカツレツなのだが、すごく美味しいわけでも
なかった。

さて、セゴビアの名物郷土料理は「子豚の丸焼き」だそうで、事前情報としていろいろな人が情報を提供しており、
自分も期待大で行った。有名な店が何店があるようだったのだが、しっかり調べておらず、我々が入った店は
多分有名な店でもない。「とは言え、やはり地元の郷土料理だったら、どこで食べても美味いっしょ〜!」と思って
食べたのだが・・・

う〜ん。地味に美味くない。というかわざわざ食べに来るほどでも無いって感じ。まず、すごく獣臭いのだ。
スペイン料理の特徴なのかもしれないが、日本の料理のように「臭みを消す」って習慣はあまり無いのかも
しれない。さすがに子豚だけあって、肉は柔らかいのだが、この獣臭さが自分には全然合わなかった。

すごく絶賛する内容をネットで書いている人も多かったので、こういったものは有名店で食べるべきだなぁ〜と
ちょっと反省した。

セゴビアでの昼食はかなりがっかりなものになってしまい落胆しつつ、水道橋の方へ戻ることに・・・。

水道橋に近づいてくるとこんな感じのなかなか面白い景色が見える。路地の先に見える立派な水道橋。

観光客だからこんなのんきな感想が言えるのかもしれないが、実際にここに住んだら、正直、水道橋なんか
邪魔でしょうがないのかもしれない。車も通れないし・・・。そうは言っても現代までしっかりと残してくれている
スペイン人に感謝なのだ。彼らの努力がなければ、我々のような観光客が楽しむことはできなかったのだから・・・。

身長が174cmの自分と比較してみても、その大きさは分かるだろう。ちなみにこれでまだ橋の一段目なのだ。
これを建設した当時の人達は本当にすごかったんだなぁ〜と思う。

というわけで、楽しかったセゴビア観光を終え、水道橋前から出るバスに乗って再び「Segovia Av」駅まで戻り、
来る時と同じく特急に乗ってマドリードに戻る。

来る時は猛ダッシュで電車に飛び乗ったので、車体なんて見る余裕が無かったのだが、帰りにはじっくり見ることができた。
日本の新幹線もカッコいいけど、スペインの車両もカッコいいね。

Segovia Av駅からマドリードのチャマルティン駅までは3〜40分ぐらいで到着。セゴビアはマドリードから結構離れた場所に
あるのに、特急に乗っちゃうと一眠りする余裕もなく着いてしまう。

チャマルティン駅からは再び地下鉄に乗って、アトーチャ駅まで戻る。

ここで、マドリードでの地下鉄チケットの買い方を簡単にご紹介。まあ、ご紹介するほど難しくは無いのだが・・・。

まず、言語を選択。日本語は無いので英語を選択。英語意外にもフランス語やドイツ語も選択でき、さすが陸続きに国が並ぶ
ヨーロッパらしいなぁ〜と思う。

言語を選択したら、切符の種類を選択する。通常は「Single(一回券)」でOK。その他には地下鉄とバスの組み合わせの
チケットとかがある。

チケットの種類を選択したら、次に行き先の駅名を指定。まずは駅の頭文字を選択すると・・・

その頭文字で始まる駅名がずらっと出るので、目的の駅を選択。

選択すると、出発駅と到着駅の名前が表示されるので、正しいか確認して、同時に金額も確認する。

二人分とか同時に買いたい時には右上にある枚数を選択できる部分で変更もできる。

人数や金額に間違いがなければ、おもむろにお金を投入。これでチケットの購入は完了。

ちなみに、我々はこの時細かなお金があまり無かったので、ちょっと崩しておきたいと大きめのお金を入れたら、
確かに崩れたのだが、我々の想像を超える細かさまで崩れてしまったので、その後財布はジャラジャラで重くなって
しまった。

朝は特急に乗り遅れないか?ドキドキしながら乗った地下鉄も帰りはのんびりと乗り、ホテル近くのアトーチャ駅まで戻る。

世界のいろいろな国で地下鉄に乗ってきたが、スペインの地下鉄はわりと車両が狭めだ。ヨーロッパ人はデカイ人が
多いのに、窮屈ぢゃないのかな?って心配しちゃう感じだった。

ちなみに、スペインの地下鉄では集団でスリをするような人達も多いそうなので、貴重品の管理とかには注意が必要。
複数人で旅行していてもやられる場合があるそうなので、安心せず、お互いに荷物を監視するようにしておいたほうが
良いかもしれない。

というわけで、無事ホテル近くのアトーチャ駅に戻ってきた。

明日はセゴビアよりももっと離れたコルドバへ、やはり電車で行ってみることに・・・。

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