Day2 エンゲル係数高すぎで、痛風への道まっしぐら!

「北海道に来たら海鮮でしょ〜!」という、観光客丸出しの考えで朝から海鮮を食べに行くことにする。札幌には中央卸売市場の場外市場というのがあって、そこに土産の海産物や海鮮丼なんかが食べられる食堂なんかがある。しかも、ガイド本によれば、朝早くに行くと新鮮なネタが食べられるということで、朝から向かう。

我々が宿泊していた時計台付近からは地下鉄東西線で「二十四軒駅」まで行き、あとは徒歩。

逆光で分かりにくいが、「場外市場」と書かれた看板と共に「海鮮ありまっせ!」というモーレツなアピールがまぶしい。

場外市場までの行き方は、地下鉄東西線「二十四軒駅」5番出口を出たら、左手方向に進む。大きな通りの横断歩道を渡ったら、さらに左手方向へ。んでその後右手方向に進めば場外市場に到着する。地下鉄の駅から徒歩で5〜10分ぐらいで着く。

場外市場は道路沿いにお店が並び、生きたままのカニやホタテなどが売られていて「これぞ北海道!」って感じの空気を惜しみなく出している。

さて、そんな場外市場の中にあって、ガイド本に載っていた「味の二幸」というお店に向かう。まだ朝早い時間だし、今日はド平日ということもあり、店内には客がおらず。若干店員は暇そうだったが、さっそく海鮮丼を注文する。

ちょうど朝ドラの「マッサン」がやっている時間で、マッサンを見ながら料理が来るのを待っていると、待望の海鮮丼が来た。

ガイド本の写真で見た通りの超豪華な海鮮丼だった。ウニやいくら等をふんだんに使った贅沢極まりない丼なのだ。

そして、もう一個頼んだのは「うに・かに・いくら丼」。乗っているのはこの3種なのだが、これも超贅沢。特にカニなんかはさすがに味わい深い。

あまりの贅沢っぷりに、「この先、なんか罰(ばち)があたるんぢゃないか?」と心配になってしまうのが、小市民っぷり全開なのだ。

朝から超贅沢な丼を食べた後、我々は一旦ホテルに戻るべく、大通公園に行ってみた。まだ8:30ぐらいなのだが、昨日の雪像はすでに崩されている最中だった。これは昨日見て感動したダースベイダー。見るも無残なただの雪山になってしまっていた。

そんな崩されていく雪像を名残惜しそうに見守る人たちもたくさんいた。

諸事情により、時間は昼になってしまい、なぜか我々は朝行った場外市場に再度行く羽目になった。

さすがに朝行った店と同じ店に行くのは「また来たんですか?」的な目で店の人に見られそうだったので、違う店に行った。今回行ったのは「北のグルメ亭」。んで、頼んだのは写真の「ウニ・いくら丼」。こちらもとろける味のウニが絶品であった。

もう一品頼んだは、「かに・いくら丼」。これも間違いない味。

さて、ここからは正直な感想をぶっちゃける。
北海道に来たら、こんな感じの海鮮丼はイメージ通りの「ザ・北海道」という感じの食事なのだが、いかんせん値段が高い。というのも、新鮮な海鮮の本場なので、我々は「安くおいしい海鮮が食べられる」という勝手な想像をして来てしまう。しかしながら、ここは完全に観光客向けの場所なので、世界の観光地に共通する点として、やはり「値段が高い」というのは、ここも同じだった。朝食べた海鮮丼も昼の海鮮丼もおよそ3000円ぐらいは払わないと食べられない。だったら、東京とかでも食べられるんぢゃないの?とちょっと思ってしまう。また、海鮮丼に限らず、お土産用のカニなんかも「わざわざ北海道に来てまで買う値段ぢゃないぢゃん!」と思ってしまうのが正直なところ。探せば安いところも北海道にはあるのかもしれないが、この場外市場はあまりオススメできない。

場外市場で海鮮を堪能した我々が次に向かった先は「白い恋人パーク」。北海道土産の定番「白い恋人」を作っている「石屋製菓」の工場で白い恋人を作っているところとかが見れちゃうのだ。

場外市場から白い恋人パークまでは、地下鉄「二十四軒駅」から終点の「宮の沢駅」まで乗り、そこから徒歩15分ぐらい。

正面のエントランスに入ると「ここはどこの宮殿?」と思ってしまうような階段がある。

そとの庭では毎時0分にからくり時計が動き、広場のあちこちでからくりの人形とかが動いて楽しい。

工場のラインを見るまでには、チョコレートに関する知識や食器などを見ることができる。ただし「白い恋人」と、どう繋がるのか?についてはよくわからないままだった。

工場のラインは上の方からガラス越しに見える。目の前には、あの「白い恋人」が次々と作られていく様がみえて大興奮なのだ。

他には砂糖細工等の花やこういったケーキや建物などが展示されていた。

ちょっとしたカフェがあり、ショーウィンドウに甘党にはたまらないド派手なパフェがあったので、思わず頼んでしまった。

ガイド本にはこの「白い恋人パーク」が載っているが、正直それほど楽しい施設ではなかった。これが無料で見られるのならばいいのだが、若干入場料がかかる(大人600円)のは、ちょっと高いなぁ〜と思う。時間が余ったら見に行ってもいいかなぁ〜という程度の施設だった。

海外だったら、こんなの絶対無理だ。平和な国に生まれてよかったなぁ〜とつくづく思う。

大通公園付近に戻ってきた我々は、夕飯として「スープカレー」を食べに行くことにした。向かった先は「TREASURE(

店はビルの地下にあるのだが、歩道にはビル入り口付近に看板が置かれているのでわかりやすい。

さて、注文してきたスープカレーはこちら。これは「定番煮込みチキンレッグ」。我々は正直今までスープカレーをまともに食べたことがなく、単に「スープ状になったカレーかな?」ぐらいにしか思っていなかった。そんな甘い考えで食べてみたが、全然別物だった。これは「ちゃんと整えられたおいしいスープをカレー味に仕上げた」と表現した方がいい感じで、単に水分の多いカレーとは全く違う。スープがかなり味わい深くて美味しかった。

こちらは「どっさり1日分の野菜」というメニュー。先ほどの定番煮込みチキンレッグとは違い、肉なんかは入っていないのだが、写真のようにメニュー名どおりに野菜がどっさりなのだ。女性や野菜不足に陥り気味な学生なんかには嬉しい感じで、野菜の味とカレー味に仕上がったスープがベストマッチだった。

そんなこんなで本日はあまりたくさん回ることができなかったが、「食」に関しては満足で終了。
夜の大通公園付近の街路樹は電球で飾られていて綺麗だった。

今日もライトアップされたテレビ塔を見ながらホテルに戻る。
さて、明日はマッサンの舞台となった「余市」に行き、ニッカウヰスキー余市蒸留所を見学しに行く。さて、マッサンの故郷は果たしてどんなところなのか?!

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