大昔は缶詰が一般的だったパイナップル。
最近は生のパイナップルがスーパーでも並ぶようになったが、400円台とか500円台とかいう値段でちょっと手が出しづらい。
でもたまに200円台とかで売られている時もあり、「どうせ、酸っぱくて固いんでしょ」と期待薄だが「200円台だし良いか〜」と思って買ってみると、意外と甘かったりする。
缶詰でも美味しいのだが、やはり生のパイナップルの香りは最高だし、適度な甘さと適度な酸味が美味しい。
これが200円台で買えちゃうのであれば、結構お得だ。
しかしながら、問題点が一つ。それは
むくのが面倒くさい!
ってこと。
でも、そのむき方を習得してしまえば、結構簡単。
ちなみにこのむき方は、東南アジアでは結構メジャーなむき方で、自分もミャンマーで学んだ。「学んだ」と言っても、市場にいたおばちゃんがむいているを勝手に観察しただけなのだが・・・。
ヤンゴンの青空市場でパイナップルをむくおばちゃん
|
葉っぱの部分は切らなくても簡単に取れる。
まず本体を押さえ、葉っぱの部分を持つ。んで葉っぱの部分を捻り回す。 |
|
すると、こんな感じで「すぽっ」と取れる。 |
|
葉っぱの部分が取れたら、まず上の部分(頭の部分)をカットしてしまう。 |
|
同じように下の部分(お尻の部分)も同様にカット。 |
|
カットしたお尻の部分を下にすれば安定して立つので、皮の部分を大まかにカットしていく。 |
|
一周ぐるっとカットするとこんな感じ。青い部分が少し残ってしまったら、都度都度カットしていく。
そうすると、こんな感じで「ポツポツ」が残った状態の樽状のパイナップルになる。 |
|
続いて、このポツポツの部分を2〜3個づつ、ジャガイモの芽を取るように切り込みを入れて取っていく。
写真のように片側に包丁を入れたら・・・ |
|
同じポツポツを反対側から包丁を入れる。 |
|
イメージ的にはこんな感じ。 |
|
ポツポツがある部分と次々とカットしていくと、自然とこんな感じの模様ができる。
東南アジアなんかの市場ではこんな感じの「カットパイナップル」が店頭に並んでいるのをよく見かける。 |
|
ポツポツの部分が取れたら、縦に4等分、ないしは8等分ぐらいに切り分ける。 |
|
パイナップルの中心の部分はサトウキビみたいな繊維状になっているので、この部分は取り除いてしまう。もちろんこの部分の汁を吸っても美味しい。あとは食べやすい大きさの一口大に切ってお皿に盛る。 |
最初は難しいかもしれないが2〜3回やると、慣れてしまって、結構早くそして綺麗にむけるようになるので、オススメだ。
一度お試しあれ!