【blog】ダウニー臭がする富士登山

ふと、思いつきで富士山に登って来た。
思いつきで富士登山に行けちゃうのは、御殿場に住んでる者の特権かもしれないが…。

朝はこんなに晴れていたのに、この後3時間後ぐらいに雨に降られるハメになる。
実はカッパも持たず、登った為びしょ濡れ。
軽い気持ちで登ったので、「別に頂上まで行くのにこだわらなくていいかぁ〜」と思い、9合目まで登ったところで下山。

ちなみに9合目の山小屋で雨足がおさまるのを待っていた時に、山小屋の人に
「この雨は止みますか?」
と聞いたら
「いや〜、止んでほしいですけどね〜。まぁ、山の天気は読めないですからねぇ〜」
と。

いつも山にいてもわかんないのかいっ!

と、ツッコミそうになったが、それだけ、山の天気は変わりやすいってことですね。

数年前にも富士宮口から登ったことがあったのだが、今回登ってみると「えっ?こんなに混んでたっけ?」と思うぐらいの人。
もともと登山道があまり広くないので、結構渋滞していた。

さて、そんな混雑した登山道はなぜがダウニー臭がする。

原因はこれ。

米軍の人たちがたくさん登っていたから。

御殿場には「キャンプ富士」という小さな米軍基地(海兵隊)があって、そこから、たまにたくさんの軍人がプライベート(?)で登ってくるのだ。
彼らは基地で洗濯するのに「ダウニー」をよく使うらしく(基地で働く妻 談)、彼らの近くに行くとかなりのダウニー臭。

彼らは皆、軍で支給されただろうバックパックと靴を履いて登っていた。
服は私服で、みんな相変わらずの短パンとTシャツといういでたち。

よく「軽装で登る外国人!」と、ネットやニュースで報道されていて、そこばかりが強調されがちだが、彼らの非常事態に対しての対処力は素晴らしいものがあって、最近、登山中に倒れた女性を発見し、自分たちが着ていたTシャツと杖で即席の担架を作り、短時間で搬送して適切な医療施設に引き渡したとのこと。

http://www.sankei.com/life/news/170716/lif1707160034-n1.html

日本では米軍人が日本で不祥事を起こしたニュースばかりは大きく取り上げられるが、こういったニュースは全然報道されない。
当たり前のことだが、ニュースは全てを平等に報道してほしいと思う。

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