【台湾・高雄旅行記】後編 鶏肉飯3連発の食べ比べ!最も美味い店はどこだっ?!

旅は高雄「龍虎塔」に着いたところから続く。

龍虎塔は名前の通り、こんな感じで龍と虎が仲良く並び、その後ろに立派な塔が2個立ち並ぶ観光スポット。

龍の口から入って、虎の口から出るとご利益があるそうなのだ。

龍虎塔の龍と虎については「なんだ、ただのハリボテぢゃん!」とネットで書いている人がいたので「そうなんだ、ただのハリボテなんだ〜」と思っていたが、実際に見てみると、確かにハリボテだが結構立派だぞ。
個人的には大絶賛のポイントでもないが、別にがっかりなポイントでも無い。

テレビで「逆に虎の口から入ろうとすると、係のおばちゃんに怒られたりする」とか言っているのを見た記憶があった。
実際に行ったら「どっちから入るんだっけ?」と迷わないか心配だったのだが、そんな心配は無用。
ちゃんと「龍の口から入ってね」的な看板があった。

そんなこんなで早速「龍」の口から中に入ってみる。

ただのトンネルか?と思っていたら、内部の壁にはいろんな神様なのか何なのか?よくわからない、宗教的な思想(仏教?儒教?)を表現した人形的なものがたくさん並んでいた。
これらで宗教的な世界を表現しているようだ。

とはいえ、そのクオリティーが微妙なうえに、こんな感じの「地獄」的な世界を表現した部分もあり、若干気持ち悪い。

龍の口から入って、中のトンネルをどんどん行くと、後ろの2つの立派な塔の部分に出る。

この塔に登ることができるので、早速登ってみるが、結構な高さを階段で登らなければならないので、体力に自信がある場合のみ登った方が良い。

塔は結構な高さがあるので、眺めがとても良い。
この日は曇天だったので残念な写真しか撮れなかったが、快晴だったら池が綺麗に見えたんだろうなぁ〜と思う。

龍虎塔にアクセスする橋はこんな感じでジグザグ。
歩いている時には「ジグザグだなぁ〜」ということは感じていたのだが、改めて上から見たらこんなにもジグザクだったんだなぁ〜と若干驚く。

「何でこんなにジグザグなのか?」と言うと、悪魔はまっすぐに歩けても、こんな感じのジグザグには進めないということから、悪魔が入って来られないようにするためらしい。

自分の目で実際に見ると、ガイド本やネットでは絶対に写真が載らないような角度で見れるのも醍醐味だと思う。

ということで、ガイド本には絶対載らないようなアングルの「後ろから」という写真をあえてアップしておこうと思う。

そんなこんなで、ぐるっと歩くと自動的に虎の口から出てくる。
これで、ご利益があるようなのだが、はたしてどうだろう?

龍虎塔の前にある「慈濟宮」という神社の前で、やる気はなさそうだが、結構優しかったおばちゃんがカットフルーツを売っていたので、思わず寄ってしまう。

南国のフルーツが美味しいってのは知っているので、何の迷いもなく、ただただ「欲」に従って食べたいフルーツを食べる。
まあ、間違いなく美味いよね。
我々は、甘くはないけどたっぷりの水分、そして梨のような独特の食感が特徴の「レンブ(蓮霧・レッドアップルとも呼ばれる)」がお好み。

ここで、たまたま日本人ツアー客を引率していた「見た目は怪しげなガイド」とちょっと話す。
どうやら、ツアー客には自由に龍虎塔を見学させて、その間このガイドはここでタバコ休憩をしているようだった。

まあ、話自体はちょっとした世間話だったのだが、しばらくすると日本人ツアー客が戻って来た。
すると、そのガイドは彼の自費で台湾バナナを購入し、日本人ツアー客に「これ、台湾バナナ。完熟で美味しいですよ〜」と配った。
それを見ていた我々は「おっ!いいなぁ〜。台湾の完熟バナナはきっと美味いだろうなぁ〜」と思って見ていた。

「えっ?ここでバナナ? ってか、こんな暑いのにバナナとかいらないし。
バナナなんて日本でも食べれるぢゃん!
しかも、ホテルで朝飯食べて来たばっかりだから、バナナなんて重いもの入らないし。
的な感じ(あくまでも私の予想)が丸出しで、だれも口にしようとはせず。

日本のバナナって、フィリピンとかから早熟の状態で輸入して、日本で無理やり追熟させてるから、甘さもねっとり感も無いけど、現地の完熟バナナなら本当に甘くて、下にまとわりつくねっとり感が美味しいのにね。
と我々は思うのだが、「それを知っているガイド」と「それを知らない日本人ツアー客」の温度差がものすごく大きくて、傍(はた)から見てるとちょっと面白かった。

さて、そんな感じでカットフルーツを食べていた「慈濟宮」という神社もせっかくなので見てみることに。

外観は結構派手で立派な建物。
ガイド本とかにもあまり載ってないのでどんな神社なのか?がよく分からなかったのだが、帰国後にネットで調べてみると、どうやら「お医者様」を祀っているそうだ。

んで、ここの神社の壁や柱には見事な彫刻が施されていて「えっ?龍虎塔よりもこっちの方がすごくね?」という感じの神社だった。

「蓮池潭」には龍虎塔だけでなく、他にも観光スポットがあるので行ってみる。
続いて向かうは「春秋閣」と「五里亭」そして「啟明堂」という所。
みんな同じような場所にあるので、一気に見れちゃってお得。

まずは「春秋閣」へ。

こちらも龍虎塔と同じく龍がある(虎は無い)。
んで龍の上には観音菩薩が立っている。
龍の後ろにはやはり2つの塔が建っていて、それぞれ「春閣」「秋閣」というらしく、だからここは「春秋閣」という名前らしい。

龍虎塔の龍はちょっと恐そうな感じで力強いが、こちらの龍はなんとなくコミカル。
どちらかと言えば「まんが日本むかしばなし」で出て来そうな感じだ(古い?)

こちらの中へ入ってみたが、こちらも壁面にはいろいろな絵が描かれているのだが、こちらは龍虎塔のような気持ち悪さは無い感じで、龍虎塔と同じく宗教観が描かれていた。

龍の口から入ってそのまま進み、外へ出ると「え”っ?まぢで?」と思わず言ってしまいそうな長い通路が現れ、その先に何かの建物が見える。
その建物が「五里亭」。
とりあえず行ってみる。

「五里亭」はこんな感じの色鮮やかで屋根の反り返りが芸術的な建物なのだが、特に中に何かあるわけでもなく、何のための建物なのか?は不明な感じ。
中の階段から2階に上がることもできるのだが、大した高さではないので、すでに龍虎塔の塔にのぼってしまっていると「ふ〜ん」という感じ。

元気いっぱいだったら行っても良いが、そうでなければわざわざ行くほどでもないかな。

さて五里亭から春秋閣へ戻り、春秋閣の目の前にある啟明堂へ。

こちらは龍虎塔の前にあった慈濟宮とは違い、かなりたくさんの地元民らしき人がお参りに来ていた。
慈濟宮よりも2まわりぐらい大きな建物で、中はキンキラキン。
ご利益がありそうな感じだった。

ここからさらに行くと「玄天上帝神像」というのがあるらしいので行ってみる。

「玄天上帝神像」へ向かう道を歩いていると、カットパイナップルを売っている店があった。
先ほどカットフルーツを結構食べたので、多少お腹は満たされていたし、パイナップルだったら日本でも普通に食べられるのでスルーするつもりだった。

すると、突然妻が「パイナップルが食べたい」と言い出す。

「え”っ?パイナップルなんて日本でも食べられるぢゃ〜ん!」と思ったが、食べたいと言うので渋々買う。
んで、期待薄でそこら辺のベンチで食べてみると…

すんげぇ〜美味い! ってか、こんな甘いパイナップル食べたことないぞぉ〜!

本当に「シロップ漬けのパイナップルか?」と疑うぐらい。
しかしながらシロップ漬けとは違い、生パイナップルのフレッシュ感もある。
しかしながら、酸味は全く無く、ただただ甘さとジューシーさを詰め込んだと言う感じだ。

正直こんな美味いパイナップルを食べてしまったら、日本でパイナップルは食べられないなぁ〜というほどの美味さ。
実は今回の台湾旅で最も美味しく、そして最も驚いたのが、このパイナップルかもしれない。

今は「食べたい」と言ってくれた妻に感謝したい。

さて、この辺の道沿いにはこんな感じでいたるところに野菜や果物を売る露店がいっぱいある。
我々はおもっきし観光客が集まる「龍虎塔」の前でカットフルーツを食べてしまったので、若干お値段高めだったと思う。
どうせだったらちょっと歩いた観光客が集まりにくい場所の店でカットフルーツは食べた方が良いと思う。

そんな露店を見ているとなかなか面白く、見たことない果物なんかにも出会える。

この写真のやつは「なんだ?こりゃ?」と思っていたのだが、端っこに2〜3個カットされたものがあって、どうやら見た目からメロンのようだった。

さすがに先ほどカットフルーツと加えてパイナップルまで食べてしまったので、ここでダメ押しのメロンには行けなかったが…。

さて、そんなこんなでブラブラあるいていると「玄天上帝神像」に到着。
入り口はこんな立派な門が建てられている。
んで、その門の柱には綺麗な彫刻が施されていた。

「玄天上帝神像」にアクセスする橋の欄干にもかっこよくて強そうな石像が並んでいる。

「玄天上帝神像」はこんな感じでかなり大きく圧倒される。
中華圏ではかなり有名な神様だそうだ。

この後「孔子廟」とかにも行ったのだが、休日だったようで中は見られず。
というわけで、蓮池潭の観光はこの辺にして、ここら辺ではちょっと有名だという「三牛牛肉麺」という店に相変わらずチャリンコを借りて行くことに。

そんなこんなで「三牛牛肉麺」に到着。

この店は地元民に人気で、開店と同時に店がいっぱいになると言うお店。
できればごはん時の時間は避けた方が良いらしい。

店内はこんな感じで、われわれも開店時間直後に行ったのだが、すでに写真のようにこれだけ客が入っていた。

我々が行ったのは本店だったのだが、実は新幹線駅でもある左營駅のところにも支店があるらしく、本店はローカル色丸出しで現地の人たちがいっぱい。
しかし、左營駅の方はお店の感じがちょっとおしゃれになっていて、観光客は左營駅の方の店に行った方が気楽かもしれない。
とは言え、せっかく行ったのだから、現地の人に混じってローカル色を感じながら食べるのも、旅の醍醐味かもしれないけどね。

ローカル色丸出しの店にいくのであれば、あらかじめ店のシステムを知っておいた方がスムーズだ。

まず店に入ると小鉢とか売るカウンターとレジがあるので「いきなり注文するのか?」と戸惑ってしまうが、あせらずともまずは空いている席を確保しよう。
店員が案内してくれるわけでもないので、自分で空いている席を探す。んで、席を確保し荷物なんかを置いてしまおう。
台湾は基本的に治安が良いので、席に荷物を置いていても多分大丈夫。

ついでにテーブルには下写真のようにテーブル番号が付いているので、その番号も覚えておこう。

店を入ってすぐのところにこんな感じのパウチされた注文書と赤色の色鉛筆が置かれているので、これに食べたいものを記載する。
注文書の一番上にはテーブル番号を書く欄があるので、先ほど覚えたテーブル番号も書く。

店を入ってすぐのところにはこんな感じで副菜やら小鉢系のものが並んでいるので、食べたいものがあれば自分で取る。
ちなみに「なんだこりゃ?」的な気持ち悪そうなものもあるので、チャレンジ精神があれば試してみるのも良いかも。

我々も試したいものはたくさんあったのだが、この後も食べる予定がギュウギュウに詰め込まれていた為に、あっさりめの小鉢を選択。
当たり前だが、上写真のきゅうりなんか超美味い。

さて、そんなこんなで我々が注文したのは「紅燒牛肉麺」。
こんな感じで、大きさはかなり大きい。
我々はこれを2人でシェアしたのだが、十分な量だった。
女性だったら1人1個は結構キツイと思う。
2人以上で行くのであれば、シェアで量的には十分だと思う。

実は以前、台北で牛肉麺を食べたことがある。
まあ、ガイド本にも載っているような店ではなかったものの、お客もちょいちょい来る店だったので、べつに不味い店ではないと思う。
しかしながら、実際に食べるとちょっと牛肉の臭さというか、血のような何と言えない味や臭いがかすかに感じられて(牛肉麺だからしょうがないと思うのだが)、あまり牛肉麺については良いイメージが我々には無かった。

んで、この店の牛肉麺も見た目の色とかではかなり「くどそう」というか「クセがありそう」という感じだったので「やっぱりダメかな?」と思って食べてみた。

ところがどっこい、この店の牛肉麺は全然クセが無く、見た目に反して味も結構あっさりでイケる。
確かに地元の人たちで賑わう店というのも納得だ。

美味しい牛肉麺をお探しであれば、この店はオススメかも。

ということで、とりあえずお腹も満たされたので、自転車で「左營駅」へ戻る。

我々は暑さにやられていた。
正直、少し涼しいところに逃げたい気持ちでいっぱいだった。

ということで、左營駅隣にある「新光三越」というデパート内にある「春水堂」でちょっとカフェ休憩。
タピオカミルクティー発祥の店ということで、それだけは頼まなきゃだめでしょ〜ということで、頼んでみたらかなりデカかった。

しかしながら、さすがに美味しいうえに、暑さにやられていた体に冷たいミルクティーが染み渡るもんだから、全然飲めちゃうのが不思議。

さて、左營駅から地下鉄で高雄車駅へ戻る。

高雄車駅から公共レンタサイクルを借りて次に向かうは「黃家粉圓冰」。
豆花が美味しいという噂の店だ。

「黃家粉圓冰」の外観はこんな感じ。
基本、店の前にテーブルと椅子が置いてあって、歩道で食べる感じだ。

我々はこの店が「豆花の店だ」という認識で行ったのだが、メニュー表を見ると、どちらかと言えば、かき氷のメニューの方が多いので、かき氷メインのお店なのかもしれない。
確かに、我々以外の客はかき氷を食べていた気がする。

かき氷と言っても、日本人が想像するようなかき氷ではなく、クラッシュアイスと甘い汁、そしてあずきなどのトッピングを一緒に食べると言うスタイルのかき氷。

まあ、かき氷がメインの店だったとしても、そんなことは全く気にしない我々は、ごくごくオーソドックスな豆花を注文。

小豆とタロイモのトッピングを注文。

豆花自体がおいしいかどうか?については、今回の旅でいくつも食べて食べ比べしているわけではないのでよくわからないが、ほのかな甘みを持つ豆腐をスイーツとして食べるのは、やはり美味しいし落ち着く。

地下鉄駅から若干遠いのが難点だが、公共レンタサイクルを借りちゃえば全然楽なので、豆花の優しい甘さに包まれたい人には是非おすすめだ。

さて、カットフルーツ・牛肉麺・タピオカミルクティー・豆花と食べたり飲んだりしまくっているので、腹はパンパン。
ということで、ここらで観光してお腹を空かせようと思う。

続いては地下鉄オレンジラインの西側最終駅である「西子灣駅」へ。
目指すは「旧英国領事館邸」

西子灣駅からはバスで行くことができるし、もちろんタクシーで行くこともできる。
しかし、我々はすっかりその便利さの虜になってしまった公共レンタサイクルで行くことに。

ところがどっこい、ここでプチトラブル発生!
レンタサイクルステーションを2つ回ったが、どちらもステーションは空。
結局かなり歩いて3つ目のステーションでようやく2台(きっちり)発見してことなきを得た。

そんなこんなで、旧英国領事館邸へ。
自転車でものの5〜10分ぐらいの場所だ。

ちなみにここら辺にはフェリーターミナル(鼓山輪渡駅)があって、すぐ近くにある「旗津」という場所に行くこともできる。
旗津には風車がたくさん並んだ公園とかがあるらしく、面白そうな場所だ。
旧英国領事館邸の観光と併せて足を伸ばしてみるのも良いかもしれない。

チケットを買って早速中に入ってみると、まず最初に出て来るのが、おそらく英国領事館として機能していた頃の様子を蝋人形で再現したと思われる像。

領事で働くイギリス人と、現地の民であると思われるアジア人が交流している姿がよくわかる。

さらに進んで行くとちょっとした山のようなものが見えて、その頂上にはれんが造りの建物が見える。
どうやら、あそこも敷地内のようだ。

頂上までつながる階段も見えるが、どうやらその階段でしかアクセスできない模様。
正直「まぢで?これ登んの?」と、気持ちが萎えてしまいそうになる。

この旧英国領事館邸はこんな感じで2つのエリアに分かれていて、我々がアクセスしたのは、下の入り口から。
一方、バスなんかでここに来ると、どうやら上の入り口から入るルートが普通なようで、ネットでここを解説しているサイトなんかだと、上の入り口から入っている。

丘の上の領域は英国領事館として使われた後は、日本の管轄となった後、高雄海洋観測所として使われ、そして中央気象局高雄観測所として使われたという歴史があるそうだ。

んで、下の領域は高雄海洋観測所として使われた後、高雄州水産試験場となって、缶詰の製造実験が行われ、戦後は台湾省水産試験所となったそうだ。

そんなこんなで、ヒーヒー言いながら階段を登り、丘の上の領域に上がってみる。

頂上まで登ると”でで〜ん!”とこんな感じの立派なれんが造りの建物が鎮座している。
「まぁ、間違いなく英国領事館だった建物だよね」といった感じの造りで美しい。

さすがにあれだけ息が切れるほどの高い丘を登ってきただけあって、ここからの眺めは素晴らしい。

いかにもイギリス人が好みそうな場所だ。
そう言えば、ミャンマーにもかつてイギリス人が「暑すぎる」という理由で、アクセスは悪いけど小高い場所に避暑地として建物を建てたってのを聞いたことがあるような気がする。

建物の中に入ることもできて、一部はこんな感じでちょっとした博物館になっていたりする。

さて、続いては「小籠包」を食べに行こうと自転車で移動。

そう言えば、ここら辺の界隈(かいわい)に、今高雄で一番熱いと言われている、アートなエリアがあったなぁ〜ということでついでに寄ってみた。
「駁二芸術特区」というエリア。

この界隈は、使わなくなった倉庫街の中を改装して、おしゃれな雑貨を売るお店を入れたり、あちこちにちょっとした芸術作品みたいなのを置いていたり、はたまた、建物の壁に壁画を描いたりして、この地域自体がちょっとしたアートな街になっている。

おそらく、今一押しのエリアなんだろうと思われ、老若男女たくさんの人がいた。

このエリアには短い距離だがトラムも走っている。
将来的には延伸するんぢゃないか?と思われる。

あと、台北ではかなり有名なパイナップルケーキのお店「微熱山丘(SunnyHills)」も倉庫街の一番奥の方にある。

微熱山丘(SunnyHills)は問答無用で試食させてくれるので、我々も買わずに試食だけでもしてこうか?と思ったが、いかんせん今から小籠包を食べに行こうとしているので、冷静になりやめておいた。

さて、そんな感じで今高雄で一番ホットなスポットの「駁二芸術特区」を感じつつ、小籠包の店「永和小籠湯包」という店に向かう。

「永和小籠湯包」は地下鉄「鹽埕埔駅」からすぐ近くにある。

看板こそ、上写真のようにこんな立派な感じであるのだが、ちゃんとした店舗がなく、「どこかの店の軒先に勝手にテーブルとか冷蔵庫とか置きました」的な感じの不思議なお店。
テーブルも3つぐらいしかなく、混んでる時間帯だったら座れないか、絶対に相席になるんだと思われる。
(幸い、我々が行った時には客が誰もいなかったが…)

店に着くと、気のやさしそうなおじいさんの店主が「一つ?二つ?」と聞くので、若干我々は「???」な感じだったのだが、どうやら小籠包のせいろを1つ分か2つ分注文するのか?と聞きたかったらしい。
ネットでは「酸辣湯」とかあるようだったのだが、問答無用で小籠包のようだ。

実は我々はそれほどお腹が空いていなかった。
しかしながら、ここの店の小籠包は美味い!という噂を聞いてどうしても食べたかったので、とりあえず2人なのだが、1せいろ分注文。

と、注文を待っている間、この高雄の湿気と暑さにやられて、我々が暑そうにしていると、店主のおじいさんとおばあさんが、軒先のミスト装置から霧を出してくれたり、どこからか扇風機を持って来て我々のすぐ横に設置して扇風機を回してくれたりした。
超優しい店主だった。

そんなこんなで、小籠包が蒸しあがったので、早速食べる。

んで、これが噂通りで「超美味い!」のだ。
あふれる肉汁が熱々で、脂っこくなく、腹が減っていない我々でも、問答無用でパクパクと食べれてしまう小籠包だった。

結局、腹は満たされていたのだが、もっと食べたくなり、追加でもう一つ追加注文してしまったぐらい。

店側としたら「どうせ2つ食べるんだったら、一回で注文しろよ」と思うところだと想像されるが、店主のおじいさんは嫌な顔一つせず、せっせと追加の小籠包を蒸してくれた。

どうやら日本人の間でも有名らしく(看板に日本語が書いてあるぐらいだし)、店には情報ノートみたいな掲示板があり、日本語でメッセージがたくさん書いてあった。
どうやら日本人の行動は一緒らしいな。

この後、美麗島駅駅付近で鶏肉飯を食べようと思って向かったが、すでに店は閉まっており、本日の営業は終了。
しょうがないので、かき氷でも食べようか?ということで、ガイド本に載っていた「陳Q古早黑砂糖剉冰」に行くも、本日定休日にてこちらもClose。

そんなこんなでどこにいこうか?と迷い、王道すぎるが、マンゴー系のスイーツが美味い「芒果恰恰(Mango Cha Cha)」に行くことに。

途中「高雄市歴史博物館」前を通る。
展示内容も充実しているらしいのだが、それ以前に建物自体が貴重らしい。
我々は時間がないのでとりあえずスルー。

そんなこんなで「芒果恰恰(Mango Cha Cha)」に到着。

台湾ではこれ系のスイーツは王道だよね。
まあ、間違いなく美味い。
かき氷なんかはふわふわで、口の中に入れた途端に溶けてしまう食感だ。

わざわざ台湾で食べなくとも、原宿にも店舗がある。

さて、あれこれさまよい歩いているうちに、日もとっぷり暮れてしまった。

カットフルーツやら、牛肉麺やらタピオカミルクティーやら、豆花やらを食べて、しかも小籠包とマンゴーかき氷なんか食べて、正直「食べてばっかぢゃん!」って1日だった。
なので、「今日は夕飯を食べるか?」ということにかなり悩む。

正直、腹の具合からいけば、別に食べなくとも良い。
しかし「六合観光夜市」に行っておらず、明日の午前中には台北に戻ってしまうので、行くなら今晩しかチャンスが無い。

ということで、とりあえず見に行くだけでも行ってみるか〜?!ということで、六合観光夜市に行くことに。

六合観光夜市は地下鉄「美麗島駅」を出てすぐのところにあるので、アクセスも楽。

この地図の赤い線のところの通りがいちばん賑わっているメインの通りになっている。

ガイド本によれば、六合観光夜市は我々が昨晩行った「瑞豐夜市」に比べて、どちらかといえば「観光客向」の夜市ということであった。
んで、実際に行ってみると、確かに観光客らしき人(特に中国人)がたくさんいるものの、地元の人もいる感じはある。

瑞豐夜市よりも広い通りで開催されているので、歩きやすく見やすい。

我々は通りの本当に端っこにある店で「鶏肉飯」を見つけたので、食べてみることに。

別にガイド本に載っている店でもなく、単に食べている人がたくさんいて「ここ、美味いんぢゃね?」という単なる勘で選択しただけ。
果たして「吉」と出るか?「凶」と出るか?

鶏肉飯と牡蠣のスープをチョイス。

まあ、それほどの期待は持たずに食べたのだが、これがかなり美味しかった。

鶏肉飯は魯肉飯と比べてあっさりしているので、すごく食べやすい。
そして牡蠣のスープは臭みもなく、牡蠣のエキスがスープに溶け出していて、あっさりしているのに奥深い味でかなり美味かった。

台湾では、基本「食」のレベルが高いので、不味い物を出す店なんかは簡単に淘汰されてしまうと思われる。
なので、どこで食べても一定以上のレベルにはあると考えて良いと思う。

まあ、いろんなものを買う買い物が目的で台湾に来ているわけではないので、夜市で何かを物色するつもりはなかったが、唯一、カットフルーツだけは購入し、夜食としてホテルで食べることに。

夜市では、こんな感じでカットフルーツが簡単に手にはいるのも、観光客の強い味方だ(お値段張るけど)。

そんなこんなで、丸一日高雄を楽しんだ本日だったが、これにて就寝。

さて、この台湾旅最終日の朝。
本日は午前中に台北に戻り、夕方の便で日本に帰らなければならない。

実は、自分はこの旅で気になっているものがあった。

ホテルの部屋は5階だったのだが、そこから見える交差点の角に朝だけ設置されている「パラソル」。
そしてかすかに見える「飯団」の文字。

よくよく観察していると、おそらく通勤途中と思われる、原チャリに乗った人々が、次々とそのパラソルのところに止まり、何かを買っていくではないか。

気になって、そこに行ってみるとおばちゃんが2人で店をやっていた。

自分の「読み」は当たり、どうやら台湾独特のおにぎり的な食べ物である「飯団」を売っている店だった。
ということで、1個購入。

正解は「おにぎりを握るジェスチャーをする」だ。
そのジェスチャーでおばちゃんも簡単にわかってくれた。

ついでに、どうやら台湾ではオーソドックスな飲み物である「ミルクティー」ならぬ「豆乳ティー」も購入。
台湾人はどんだけ豆乳が好きなんだろ?と思う。
個人的にはあまり豆乳が好きでは無いのだが、「郷に入っては郷に従え」って言うしね。

さて、お味の方だが、飯団はご飯よりも中に入っている具の方が多くて美味しい。
ご飯は「もち米」なので、結構お腹に溜まる。
朝から元気いっぱいな感じだ。

豆乳ティーも結構美味しく、豆乳があまり好きでは無い自分でも全然気にならない感じ。
試しに買ってみて良かったと思う。

本日はただ「台北に戻って日本に帰るだけ」の日なのだが、台北に戻る前に行っておきたい場所があった。

それは、美麗島駅すぐ近くの鶏肉飯を食べに行くこと。
ガイド本にも載っている「圓環肉燥」というお店で、美麗島駅1番出口を出たら目の前にあるお店なのだ。

店の感じはこんな感じで、やはり「店の中」で食べるスタイルではなく、歩道にテーブルと椅子が設置されているタイプ。
まあ、熱い台湾ではスタンダードだよね。

「さて、この店の鶏肉飯は美味いかな?」と、とりあえず、鶏肉飯とスープ。そして隣のテーブルでおばちゃんたちが食べていた支那竹(しなちく)が美味そうだったので、それも頼む。

んで、お味の方だが、こちらの鶏肉飯は特徴的で、鶏肉飯と魯肉飯が混ざったような感じだった。
お味の方は間違いなく美味いのだが、鶏肉飯のさっぱりした感じを期待していた人にとっては、ちょっと「くどく」感じるかもしれない。

スープは間違いなく美味く、具として鶏肉が入っているのだが、出汁が出まくってしまっているので、逆に鶏肉は淡白な味だった。

そんなこんなで、最後まで高雄でしぶとく食べまくった我々だったのだが、時間切れで台北に戻る。

帰りも当然新幹線。
乗客はたくさんいたが、新幹線は静かで快適な乗り物だ。

台北に戻って来た我々が早速向かったのは、またしても「食」。

「梁記嘉義鶏肉飯」という鶏肉飯の店で、台北の鶏肉飯をネットで検索すると、まぁ、間違いなく上位の方にヒットする店だと思う。

我々は、以前台北に来た時に、この店に来たのだが、残念ながら定休日で食べることができなかった。
梁記嘉義鶏肉飯は土曜日と日曜日は定休日という、びっくりの定休日設定なので「週末海外」として台湾に来る日本人には厳しい設定かもしれない。

今回は運良く月曜日ということで「絶対に来よう!」と思っていたのだ。

梁記嘉義鶏肉飯は松江南京駅から徒歩で5〜10分ぐらいの場所にある。

梁記嘉義鶏肉飯の店内はこんな感じ。
さすがに店のおばちゃんの日本人さばきは慣れたもの。
「一つ?二つ?」と聞かれるぐらいで、当たり前のように鶏肉飯が運ばれて来る。

入り口付近には小鉢が並べられた棚もあるので、食べたいものを自分でチョイスすることができる。

この店のキャラクターが描かれた可愛い器に鶏肉飯が盛られて運ばれて来た。
ここの店鶏肉飯は量が多く無いのが良い。
まあ、この店に限らずとも、台湾では一皿の量がすごく多いというケースは結構少なく、特に鶏肉飯や魯肉飯なんかは、一杯の量が少ない。
現地の人にとっては「ちょっと小腹を満たす」みたいな位置付けなんだろうか?

味については、こちらも間違いない。
かなりあっさりしてはいるが、奥深い味わいだ。
併せて食べたゴーヤのスープも苦さは無く、ちょうど良い味に仕上がっていた。

三位:美麗島駅すぐのところにある圓環肉燥飯の鶏肉飯
というのが、我々の個人的な感想。
まあ、我々的に一位のお店の店名が全然分からないのは申し訳ないところなのだが…。

とはいえ、こんな事を言ってしまったら、元も子もないのだが、食べ物の「美味い」「不味い」の大部分は「個人的な好み」が支配する部分が多く、絶対的な「美味い」という評価は存在しない。
なので、みなさんも、自分の舌で好みの鶏肉飯を探してみてはいかがでしょう?

さて、そろそろ飛行機の時間も近づいて来たので、この旅の本来の目的である「お茶」を買いに移動する。

まあ、買う場所はいつものごとく「林華泰茶行」。

大橋頭駅から歩いていけちゃう距離にある。

林華泰茶行は古臭い店内だが、一歩店の中に入ると、日本人なら間違いなく問答無用で落ち着いてしまうであろう、お茶の香りが店内に充満していて、居心地が良い。

この写真はほぼほぼ、次回自分が来る時のメモ用として撮ったもの。

2017年7月現在で林華泰茶行が扱っているお茶の種類はこんな感じ。
この中から、お茶の種類・階級(値段)・必要量を指定すれば買える。
実際に店であれこれ迷っても良いが、この料金表からあらかじめ欲しいものと量をピックアップして、メモ帳に書き、店員に渡すとかなりスムーズに買うことができる。

ここにあるお値段は一斤(600g)あたりのお値段で、もっと少なく(150gから)買うことも可能だ。

自分はなんだかんだで、2万円以上散財してしまった。

もう、このまま空港に行っても良い時間なのだが「やっぱり豆花をもう一回食べたいよねぇ〜」ということで、どのガイド本にも載っている「古早味豆花」へ急いで行くことに。

この「古早味豆花」は最近「孤独のグルメ」でも紹介された店ということもあって、店内には日本人向けの貼り紙や雑誌の切り抜きもたくさん。
日本語が喋れる店員もいたりして、日本人には行きやすいお店なんぢゃないか?と思う。

なので、店内は日本人ばかりか?と思いきや、意外や意外、けっこう現地の人も食べに来ている。

さてさて、我々はタロイモとマンゴーのトッピングを乗せた豆花を注文。
やはりここでも「タロイモ」の優しい甘さに癒される我々であった。

さてさて、そんなこんなで「お茶を買う」という目的で台湾に来て、ついでに「高雄をほぼ1日で目一杯楽しんぢゃおう!」という目的の今回の旅も、これにて終了。

やはり、台湾は「海外感」は薄く、居心地が良く、そして食べ物がめちゃ美味い。
そりゃ、若い女の子たちがたくさん来る場所だわというのも納得。

今回台北だけでなく、高雄にも行ってみたが、正直あまり期待していなかった高雄もかなり楽しい場所で、やはり1日では満足できない場所だった。

季節によって、旬なフルーツの種類が違ったり、それこそ雰囲気も異なると思われるので、また機会を作って是非とも行こう!と思っている。

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