【タイ・バンコク旅行記】1泊2日で一体何ができるんだ?実践してみよう!(前編)

旅好きがよく陥りがちだが、やってはいけないことがあると思っている。

それは「エアチケットが安かったから旅に出る」というパターン。

エアチケットの値段で旅に出るかどうか?を決めると、基本的にその旅自体に目的が無いので、結果的にダラダラとした旅になってしまう。
まあ「のんびりする」という目的だけならそれでも良いかもしれないが、それだったら別に国内でも良いし、究極を言えば家でもできるわけだ。

ある日、仕事中に疲れたので「どこかに行きたいなぁ〜」なんてチケット検索サイトで何のあてもなくエアチケットを検索していると、バンコク行きのチケットが3万円台ではないかっ!
「えっ!今、バンコクって3万円台で行けちゃうの?!」と、自分がかなり時代遅れになっていることに驚愕する。
なんせ、数年前に自分がバンコクに行った時は6万円以上していた気がする。

これは行かなくては!と反射的に「購入」ボタンを押してしまう。

…あっ!

「やってはいけない」と常々思っていたことをやってしまった…。しかも、大きな旅にするつもりはなく、軽い気持ちで行く旅を考えていたので、わざわざ有給を取るまでも無いというスタンスで1泊2日という強行スケジュール。
「これはまずい」と思っても、時すでに遅し。

まあ、しょうがないので、とりあえず後付けで目的を考えて、1泊2日の強行スケジュールで行けるとこまで行ってみよう!という感じで旅立った今回のバンコク旅。

バンコクの国際空港はドンムアン空港というかつての国際線メインの空港と、新しく作られたスワンナプーム国際空港という2つの空港があって、現在ほとんどの飛行機はスワンナプーム国際空港を使っている。
一部のLCC(エアアジアとかスクート系の航空会社)なんかが、ドンムアン空港を利用していて、我々は今回そのドンムアン空港の便となった。

自分は初めてバンコクに来た時はスワンナプーム空港が無く、ドンムアン空港を使ったが、それ以降はスワンナプーム空港ができたので、そちらばかりだった。
なので、久しぶりに来たドンムアン空港は懐かしく感じるし、さすがに大昔から使われていただけあって施設は古い。

とは言え、空港として運用するに問題があるわけではないので、ここを利用したエアアジアやスクートなんかは賢いなぁ〜と思う。

さて、空港に着いてATMで現地の通貨(タイバーツ THB)をゲットしたら、現地のSIMをゲットしに行く。

イミグレと税関を抜けてアライバルロビーのコンコースに出たら、左の方向に進む。まあ右に行っても同じ店があるので良いけど、これから市街に行くバスの乗り場が左方向だったので左に進む。

すると写真上のような店があって、店員のおばちゃんが写真下のようなパンフを持って「SIMあるよ〜」と声をかけてくる。
バンコクにはいくつかのキャリア(日本で言えばドコモとかソフトバンクとかauとか)があるのだが、事前の調査で「どれでも良いがtrue moveというキャリアのやつがいいよ」という情報を得ていたので、5日間で1.5GB使える(ただし通話はできない)SIMを購入。
1泊2日なので「3日間使えて1GBのデータ通信と40分間の通話ができる」ものもあったのだが、値段が一緒だったし、通話はしないと思うのでそちらは選択せず。
どちらも199バーツ(約600円)だった(SIM代を含む)。

SIMを選択して、iPhoneを店員に渡せば、サクサクっと設定してくれる。
どこかのサイトに「言語を英語にしておいた方が良い」と書いてあったが、日本語のままでも特に問題はなかった。
ネットはすぐに使える状態になる。

さて、無事SIMもゲットしたら、市街へ向かうことにする。
市街に出るのに安くて手軽な方法は最寄りのBTS駅まで行くバスに乗るのがオススメ。

BTS「モーチット駅」へ行くバスが出ていて、到着ロビーの6番出口から外に出ると、目の前がバス停だ。
バスの番号は「A1」。
一応5分おきに出るということなのだが、そこまで頻繁ではないが、確かにあまり待つことなくバスが来る。

バスはボロい(このバスに限らず、バンコクを走る路線バスのほとんどはボロい)が、車体に大きく「A1」と書かれているので、迷ったり乗り間違えたりする心配は無いと思う。
事前にチケットを買っておく必要もない。

バスが走り始めると車掌のおばちゃん(左写真)がお金を徴収しに来る。
車掌のおばちゃんは制服を着ているのでわかりやすい。
「モーチット」と言っても良いし、言わなくとも大丈夫だと思われる。
2017年10月現在、ドンムアン空港からBTSモーチット駅までは30バーツ(約100円)と超安い。
とはいえ、バンコク市街の他のバスに比べればちょっとお高めの料金設定だけど…(他の路線は10バーツぐらいで乗れちゃうところが多い)

そんなこんなでバスは15分ぐらいでBTSモーチット駅に到着。
とはいえ、相変わらず渋滞のひどいバンコクなので、時間は大きく変わる可能性があって注意が必要。

実は飛行機が着陸した時ぐらいから、東南アジア独特の猛烈な雨が降り始め、バスの中で「いやぁ〜、かなりきついな〜。日程に余裕も無いし、雨で足止めをくらっているヒマもないなぁ〜」と思っていた。
空港からのバスがモーチット駅に着いた時にも相変わらずの土砂降りで、気づけば写真のように「ちょっとした洪水か?」と思ってしまうほど、道路は水で溢れていた。

さて、バンコクを旅するのであれば、スカイトレイン(BTS)に乗る機会はかなりあると思う。
乗るたびにいちいち切符を買うのも面倒なので、日本でいうSuicaのような「ラビットカード」を買ってしまった方が絶対楽なのでオススメ。

ラビットカードは発行手数料が100バーツ、チャージ分が100バーツとなっているので、最低価格は200バーツ。
ここに、チャージしていくのだが、まあ100バーツでは足りないので、買う時に「○○○バーツチャージして」と言えば、同時にチャージしてくれる。

一応、目安として、BTSの乗車料金は一駅でだいたい16バーツぐらい。7駅ぐらい乗ると40バーツぐらいするので、最初のチャージ分の100バーツではあまり意味ないかもね。
ラビットカード自体の有効期限は5年なので、5年以内に再びバンコクに来る可能性があるのであれば、思い切って多めにチャージしても問題は無いかも。

駅の窓口で「ラビットカードプリーズ」と言えば買える。
特にモーチット駅は先ほども書いたように、空港からのバスが止まる駅なので、自分のような観光客が多く、客の扱いも慣れているので、自分のようにほとんど英語が喋れない人の英語でも分かってくれると思う。
ついでに300バーツぐらいチャージしたければ「300バーツチャージプリーズ」と言って、500バーツ札か1000バーツ札を出せば、係員のおばちゃんはすぐに分かってくれると思う。

ちなみにバンコクにはスカイトレインのBTSと地下鉄のMRTがあるが、このラビットカードはBTSしか使えないので注意が必要。

そんなこんなで無事にラビットカードを入手したら、BTSに乗って移動。
BTSで数駅先の「パヤタイ」駅を目指す。

パヤタイ駅からまず向かうは、トムヤムクンヌードルが美味い!という噂の「PeAor(ピオール)」という店。
パヤタイ駅からはこんな感じの経路で向かう。

パヤタイ駅よりも一個先の駅ラーチャテーウィー駅で降りて、この図の点線の経路で行った方が楽かもしれない。

PeAorの外観はこんな感じ(上写真)で、道路に面した店の入り口がキッチンとなっているスタイル。

そんな店の構造なので「衛生的に大丈夫か?」と、ちょっと汚い感じの店を想像して中に入ると、かなりおしゃれで清潔そうな店内でちょっと拍子抜け。

メニューは写真付きで親切。しかも値段もそれほど高く無い。

ということもあってか、地元の人、特に若い人のお客さんが多く居た。

噂には聞いていたのだが、この店はタイでも有名らしく、よくテレビや雑誌の取材を受けるそうなのだ。
自分が行った時もたまたま現地のテレビクルーがいて、どうやら食レポの撮影をしているようだった。
リポート中は小声で喋るように、何故だか普通の客である我々が店員に注意される始末。

その番組がレポートしていたメニューがこれ。

伊勢海老みたいなデカいエビがまんま入ったトムヤムクンヌードル。
確かにメニュー表にも載っているメニューで、お値段は3000円するものだった。
完全に話題性を狙ったメニューだと予想される。なんせ店員ですら、スマホで記念写真を撮っていたぐらいだったので…。

そんな我々も、久しぶりのタイの暑さにまだ体が慣れてない状況だったので、さとうきびジュースなんかを頼んでのんびりと待つことに。
ただ、このサトウキビジュースは氷がたっぷり入りすぎてて、実際のジュースが少なくちょっと残念。

そんなこんなで注文したトムヤムクンヌードルヌードルが運ばれてきた。
見た目がめっちゃ辛そうで、辛いのが苦手な我々はちょっとビビってしまったが、実際に食べてみると全然辛くなくて、味わいも深くて美味しかった。

んで、ついでにイカが入ったヤムウンセンも注文していたのだが、こちらは全然辛そうに見えないのに、実際に食べてみると結構な辛さで不意打ちをくらった感じ。
とはいえ、ヤムウンセン独特の、辛酸っぱ旨い感じが体に染み渡って「あ〜!タイに来たね〜!」という感じがする。

トムヤムクンヌードルとヤムウンセンで小腹が満たされてしまっているにもかかわらず、我々は次の「食」に向かう。

次に向かうは「ピンクのカオマンガイ」と「緑のカオマンガイ」。

そんなこんなでテクテク歩いて向かっていると、途中にザクロジュースのお店を発見。
ということで早速買って飲んでみる。

生ザクロジュースだったら、絞った皮の渋さが出ているはずなのだが、こちらはその渋さがほとんどなく「これ、砂糖混ざってるんぢゃね?」という感じでちょっと残念。

今まで飲んだザクロジュースで一番美味かったのは、イスラエルで飲んだやつかな。
目の前で絞ってくれたし、いろんな「異物」も浮かんでたけど、渋さと甘さと酸っぱさが効いてて「あ〜!生搾り〜!」感が強かった。

そんな寄り道をしつつ、まずはピンクのカオマンガイへ。

個人的には「わざわざ旅行記で紹介するまでもないよなぁ〜」と思うほど超有名なカオマンガイのお店。どのガイド本やサイトにも載っている。
今や、日本でも食べられるので、わざわざバンコクに行って食べに行くまでもないかもしれないが、やはりバンコクに来たなら食べておきたいよね。

相変わらず観光客ばかりではなく、地元の人でも賑わっていた。

店に入ってみるとちょっとした違和感が…。

この店の特徴だった、店員みんなが着ているピンクのポロシャツを誰も着ていない。
それどこかみんな黒のシャツを着ている。

最初は「あ〜、ユニフォームが変わったのね」と思っていたのだが、どうやら先日プミポン国王がなくなったので、喪に服しているために、皆黒い服を着ているようだった。

というわけで、とりあえずカオマンガイを1つ注文し、妻とシェアする。

さすがに安定の美味さ。毎度食べるたびに「どうやったら、ここまで鳥が柔らかくなるんだろ?」と不思議になるほど柔らかい鶏肉と、鳥のエキスをたっぷり吸ったご飯がベストマッチング。
お値段も高く無いし、量も程よいので、やはりバンコクに来たらついつい寄ってしまうよね。

実はこのピンクのカオマンガイのお店のすぐ近くに「緑のカオマンガイ」のお店もある。
「果たしてどっちの方が美味いのか?」という興味をそそられ、行ってみることに。

緑のカオマンガイのお店はこんな感じ。
近くに超有名なピンクのカオマンガイのお店があるのに、対抗するなんて勇気があるなぁ〜!と思ったのだが、どうやらこっちの店の方が先らしい。

あんだけ有名なピンクのカオマンガイがあるから、こっちは閑古鳥が鳴いているんだろうなぁ〜と勝手な想像をしていたが、さすがにピンクのカオマンガイほどではないが、こちらも普通に客は入っている。

ピンクのカオマンガイが営業時間外だったりすると、こちらの店の方に客が来たりするらしい。

店内の掲示物を見ると、雑誌とかで紹介されたページだったりする。
どうやらターゲットは台湾人と日本人らしい。

というわけで早速カオマンガイを注文。

見た目は大して差は無い感じ。
んで、肝心のお味の方なのだが、お肉の方はこちらのカオマンガイの方がしっとりした感じがあって美味しいと思う。
しかし、ご飯の方は確実にピンクのカオマンガイの方が美味しいなぁ〜というのが個人的な感想。
総合的に評価すると個人的にはやはりピンクのカオマンガイの方が上だと思う。

とはいえ、こちら緑のカオマンガイがマズいというわけでは決してなく、高いレベルで戦って、僅差で負けてるぐらい。全然こちらのカオマンガイでも満足できる。

運悪くピンクのカオマンガイが営業時間外だったりしたら、こちらの店でも全然アリだ。

そしてまだまだ暑いバンコクなのに、何故か妻は温かいミルクティーを頼む。

「なんでだよっ!」とツッコミたかったのだが、まあ本人が飲みたいのだったらしょうがない。
お味の方は甘さが体に染み渡って美味しいかったからいいんだけどね。

さて、お腹はほとんど満たされてしまったので、とりあえず確保していたホテルにチェックインしてバックパックを置く。
んで、次に向かったのはBTSトンロー駅近くにある「Mae Varee Sweet Sticky Rice with Mango」というお店。

Mae Varee Sweet Sticky Rice with Mangoはトンロー駅からすぐ近くにあって、交差点のちょっと北側にある。

お目当ては「Sticky Rice with Mango」という名前で想像できると思うが、もち米とマンゴーのスイーツ。

「そんなもん、わざわざ買いに行かなくてもそこらじゅうにあるぢゃん!」というツッコミが来そうだが、改めて「買いに行こう!」と思うと、「はて?どこに行ったら美味しいやつが買えるかな?」と悩んでしまう。

そんなこんなで、何故かわざわざネットで検索して、美味しいと評判のこのお店に来たのだ。

もち米とマンゴーのスイーツはタイでは一般的なスイーツ。
日本人からしたら「えっ?マンゴーともち米を一緒に食べるの?」と思うが、これはこれで結構良い相性なのだ。
まあ、日本人だって小豆ともち米を一緒に食べるもんね(おはぎのことです)。

ネットの(微妙な)情報によれば、結構有名なお店らしく、確かにそこそこ地元の人も買いに来ていた。
ちなみにこの店はイートインができるようなコーナーは無く、完全にお持ち帰りスタイルなので注意が必要。我々はホテルに持って帰ってから食べた。

肝心のお味の方だが、さすがにマンゴーが美味しいだけあって文句のつけようが無い。
まあ、個人的にはもち米が無くてもいいかも〜という感じ。
そんなことを言ったらタイの人々の文化を否定してしまいそうなので、言わないけど…。

そんなこんなでやはりBTSで帰ろうとしたら、駅の出口のところに小さなフルーツのお店があって、カットドリアンが売っていたので思わず買ってしまう。
我々はドリアンに目がないのだ。

この店は別にイートインができるようなお店ではなく、ただただ小さな八百屋みたいな店だったのに、わがままな我々は「ホテルにドリアン持って帰ったら怒られるんぢゃね?」とかいう考えから、店員の兄ちゃんに無理言って「ここで食ってっていいか?」と頼み、勝手にそこら辺にあった店の椅子に座ってドリアンを食べる。

まあ、やさしいタイの人だけあって、その兄ちゃんもちょっと戸惑いながらも「いいよ〜」と言ってくれたし…。

そんなこんなで、食べたドリアンは、さすがに本場の味だけあって超美味い。
ねっとりとした食感が口いっぱいに広がり、あの独特の甘さと匂いがたまらない。

そんな店の兄ちゃんは黙々とザボンの薄皮を剥いていた。
剥いた状態で売るためだと思われ、そんな簡単に食べられるんだったら高くてもお金払うよ〜!ということで、兄ちゃんが黙々と剥いていたザボンも食べる。

ここまで剥いてあるとあとは口に入れるだけ。
お味の方はすっきりとした甘さと酸味が口の中に広がり、ドリアンでねっとりとした口の中がさっぱりとしてグー!だ。

ちなみに、やさしいタイ人の兄ちゃんがこの人。
こんな感じで黙々とザボンを剥いていた。

この店にはこんな感じで大量のドリアンが積み上げられていた。
こんな風景はやはりタイでは絵になるなぁ〜と思う。

そんなこんなで、我々はホテル近くのBTSアソーク駅に戻る。
別にお腹が空いていたわけではないが、中途半端にトムヤムクンヌードルやカオマンガイや果物を食べたため、「夕飯を食べるかどうか?」という点にかなり悩んだ。

しかし「バンコクの滞在時間が短いし、そうなると当然食事の回数も減るので、食べた方が良くね?」というわけのわかんない理論で、夕飯を食べに行く。
向かった先は駅からすぐのところにある「スーダレストラン」

スーダレストランは「レストラン」というより「大衆食堂」と言った方が正しい。
有名な食堂だけあってかなりの賑わい。
当然のごとく相席になる。

そんなこんなで、とりあえずは暑い暑いバンコクで奪われた体の水分を補給するために、スイカジュースやココナッツジュースを飲む。
暑いだけあって超美味い。

すごくオシャレな料理があるわけでは無いのだが、ごくごく普通のメニューがそれこそ「適正だ」と思われる値段で食べられるのがとても良い。
そして、ここまでたくさん客がいるだけあって、味も間違いはない。

そんなこんなで、バンコクに到着した本日は食べてばかりだったのだがこれにて終了。

さて、旅は2日目に突入。

まずは朝から地下鉄のMRTに乗ってルンビニー公園を目指す。ルンビニー公園に行くにはMRTのシーロム駅が近い。

何故ルンビニー公園を目指したか?と言うと、最近はすっかりその数が少なくなって来たバンコクの屋台が、ルンビニー公園の北西側に朝からいくつか出ているらしいので、朝飯を食べに来たのだ。

この地図のところに朝市やら屋台やらがいくつか出ている。

シーロム駅の出口を出てすぐのところにには「ラーマ6世」の像がある。

ルンビニー公園は結構大きな公園で中央に池なんかもある。
その周りにはジョギングコースも整備されている結構立派な公園。

そんな公園のジョギングコースをこれまたすごい数の人がジョギングしているのだが、なんせ暑い暑いバンコク。みんな「脱水症状で死んぢゃうんぢゃね?」というぐらい汗だくになって走っていて、歩いているだけで汗だくになる自分にとっては信じられなかった。

中華系の人も多いのか?公園内で太極拳をする人たちもいた。

そんな公園内をぶらぶらと歩いていると、お目当ての屋台街に着く。

まあ、朝からやっているだけのことはあって「朝市」みたいな感じで、屋台だけでは無く、普通にジャンルを問わず物が売っていたりする。

さらに北側の道路の方に行くと、歩道に屋台がずらっと並んでいる。
ほとんどは朝食系を提供する屋台で、我々は魚のスープとご飯を提供する屋台で朝飯を食べる。
あまりタイっぽくない味で、あっさりとしたスープだった。

ちょっとしたスナック系の物を売る屋台もあって、我々が気になったのは「揚げバナナ」の屋台。

普通、屋台の揚げ物系の場合、使いまくってどす黒くなった揚げ油を使っている場合が多いのだが、この屋台の油は予想に反してかなり綺麗だったし、ちょうど行ったタイミングがよかったのか?揚げたての物ができたので、買ってみることに…。

熱々で単純に美味しかったってこともあるかもしれないが、ただバナナに衣を付けてあげてあるだけなのに、何故か「バナナケーキ」みたいな食感と味でとても美味かった。

さて、屋台飯でお腹が満たされた我々は、このルンビニー公園からすぐ近くにある「スネークファーム」を目指す。
ルンビニー公園からは全然歩いていけちゃう距離にある。

ルンビニー公園南西にある交差点付近には「タイー日本橋」がある。
まあ、今ですら国際社会で存在感の薄くなった「日本」だが、これからもっと存在感は薄れて行くんだと思われる。

さてさて、この弾丸バンコク旅の旅行記は一回でまとめようかと思ったが、やはり一回ではまとめきれず、とりあえずここまでで「前編」とする。
この続きは「後編」へ。

この後、蛇についての知識を学んだり、綺麗な寺院の写真を撮ったり。
はたまた、小さいけれども美味しいシュウマイを食べに行ったりしますよ〜!

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